「そんなのダメに決まってるじゃん!?」
と、ひとこと言ってしまえば終わりそうなのですが
それでは説得力無いですからね。
まずね。
ダメなんですよ。
アルコールがどうこうと言う前に
その「飲んでしまう」という基本姿勢が。
まず先にアルコールがどうこうという話をしますが
あ、その前にあなたが男性なら勃起不全や性欲減退
以外ではそれほど影響ありません。
問題は女性。
まず肝臓が男性に比べて小さいのでアルコール許容量
も少ないのです。
そして男性よりもカラダに脂肪が多いのでアルコール代謝も少ないのです。
アルコールが生理学的に妊活に影響を及ぼすという意見もあれば、反対に適量ならば問題ないという意見もあります。でも適量って人それぞれなのでわかりませんよね?
お酒もタバコもガンガンで妊娠する人もいます。
その話はまたいずれしますが
しかし、あなたがもし「赤ちゃんが出来にくい」
「生理が来ない・安定しない」という現状があるのならば、控えた方がいいでしょう。
妊活というのは生涯続くものではありません。
長い人生で考えればほんの短い間です。
当院に通われているほとんどの方は「タバコ・お酒」を出来るだけ控えて頑張っています。
何故でしょう?
個人的な見解ですが
それは本能だと思います。
「カラダに良い生活をしよう」という気持ちが働くと
自然と飲酒・喫煙は控えるものです。
それでも習慣的な飲酒が辞められないというのは
辞められない状況に原因があるのです。
飲酒・・(くどいようですが今回は「飲酒編」なので喫煙は一旦置いておきます。)が辞められないストレスは何なのか?
まずはその原因を先に取り除くことが急務です。
「適量ならいい」
まあそれはごもっともでその通りなのですが、
飲まなくても過ごせるストレスフリーな環境づくり
が最も安全な道ではないかなと思います。
続きます。